生徒さん今晩は。本日はシーズンオフの副業休み。暇なのでblogアップします。

 私は、スポーツの優劣は計量、計測で行うことが正しいのではないかと考えています。ボールゲームでは沢山点数を入れた方が勝ち。陸上競技では速く走った方が勝ち。
 ところが、近年では採点で優劣を決めるスポーツも沢山あります。又、計量/計測+採点もあります。

 スキーで優劣を決めるのは3つあります。競技スキーは計測、モーグルや純ジャンプは採点+計測。フリースタイルスキーは採点だけ。

 SAJのバッジテストや技術戦は採点だけで優劣を決めています。採点基準がやや曖昧だと感じます。

 私はレッスンで生徒さんのスキル優劣の判断は下記の項目で行っています。ターン運動の質評価です。

●運動の局面構造 上手なスキーヤーはターンの運動構造を守って滑る 
●運動リズム 上手なスキーヤーのターンにはリズムがある
●運動流動 上手なスキーヤーの運動には円みがある
●運動弾性 上手なスキーヤーの運動には脚のストローク運動がある
●運動の先取り 上手なスキーヤーは運動の先取り、先行動作を使う
●運動の正確さ 上手なスキーヤーの運動には正確さがある
●運動の調和 上手なスキーヤーのエッジングは加重、角付け、回旋運動が調和している

 ワールドカップ等で活躍するトップスキーヤーは上記の項目を満たしています。だから、トップなのです。

 ターン運動の質をアップしたい生徒さんは、ターン運動シミュレーション体操にご参加ください。一生モノのターン運動を身につけてください。
オフをサボってシーズンinしてから後悔しないようにしてください。

すごい練習より、良い稽古。良い稽古が名人を創り出す。シーハイル!

●蛇足 浦和のマイホームにリターンしてからも毎日、基礎体力強化&マイ・スキー体操しています。オフをどう過ごすかでシーズン決まります。9月で68歳、いつまでもカッコ良く滑りたい! ケセラセラ!