皆さんおはようございます。コロナ、水害、暗いニュースが続きますが元気だしていきましょう。

先週、サマーゲレンデで滑りました。感じたことを書きます。暇つぶしにご覧ください。

中・上級スキーの多くはレッスンも含めて、カービングターンを練習しています。

日本のスキー技術書にカービングターンを次のように定義してありました。

●カービングターン:横ズレのともなわない、切れ込みの強いターン。
「横ズレのともなわない」は間違い。「切れ込みの強いターン」は正しい。
「横ズレがともなわない」ではなく「横ズレが少なく」が正しい表現です。

このように技術に書かれると、多くのスキーヤーはカービングターンで板をズラスことは間違いだと勘違いしてしまいます。

板はズレないとターンすることはできません。具体的には板のテールがトップが通る軌跡より横方向にズレから弧を描くことできるのです。

又、板はテールの方がトップより余分にズレるような構造になっています。

昔の板はトップ、センター、テールの幅の割合が9対7体8でした。これをテレマーク比と呼んでいます。ノルウェーのオスロ近郊、テレマーク地方で作らたスキー板が原型です。

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テールの方が幅が狭いので、板を撓ませると、トップより余分にズレます。これで丸い弧を描くことができます。以前、某スキーメーカーが、テールのズレを抑えてるためにテールの方の幅を広くしたGS用テストスキーを開発。実際に選手に試乗させてテストしましたが、ターンできなかったそうです。

●斜滑降では角を立て、エッジに乗り板がズレないように、板の長軸方向に向かって滑ります。
●横滑りでは角付けをやや弱くして、エッジに乗りながら板をズラして、板の横軸方向に向かって滑ります。
●舵取り(ターン)では板の長軸と横軸の二方向に向かって滑ります。

又、近年のスキー板とテレマーク比の板でおこなう斜滑降や横滑りには違いが出てきます。
近年の板では斜滑降でも板が通る軌跡は切り上がっていきます。又、横滑りでも強く加重して板を撓ませると、ズレながら切り上がっていきます。

本題に入ります。
サマーゲレンデで気になったことは、多くのスキーヤーが板をズラさないでカービンターンをやろうとしていることです。
このような滑りは、整地の中斜面までは通用しすが、その他のシチュエーションでは絶対に通用しません。
板をズラしながら、そのズレ幅をコントロールする技術を身に付けることが大切だと思う。

日本ではビスラボ用にチューンナップするとエッジ角度を約82度に設定します。エッジ角度82度はワールドカップ男子スラローム、それもスケート場のようなアイスバーンコースでのエッジ角度です。
多くのスキーヤー、とにかく板がズレないようなチューンナップしています。間違いです。
このようなセッティングで練習していると、サイドカーブだけに頼ったインチキカービングターンになってしまいます。

ショートターンはサイドカーブだけでは弧が大きくなり滑ることができません。ターン始動では迎え角を作り、板をドリフト(ズラす)させながら舵取りしなければなりません。

ガーラサマーゲレンデで中上級者、又、レッスンでショートターン練習する光景を見たことありません。82度のエッジ角度の板では一般スキーヤー、板をドリフトすることができないからです。
又、板をドリフト(ズラす)ことを間違いだと考えていることも原因の一つだと思う。

ターン(舵取り)では板は必ずズレます。テールの方が余分にドリフト(ズレす)するから弧を描けるのです。
サマーゲレンデで(ビスラボ)では、板をズラさい事を練習するのではなく、板のドリフト量をコントロールすることを練習するのです。

又、ドリフトしている板が、ズレているのではなく、ズラしているかどうかも大切です。

ズレといるのとズラしているのは雲泥の差があります。

板をドリフトさせる練習は横滑りから始めます。
ガーラサマーゲレンデで上級者の多くのスキーヤーが使っている板では角が立ち過ぎているので横滑りはできないと感じます。正しく練習していないと感じる。

暇なスキーヤーはサマーゲレンデで次の動画のような横滑り練習してください。

👆👆👆横滑り👆👆👆

横滑り
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斜滑降
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今週末もガーラサマーゲレンデにおいてレッスン予定。どうぞ奮ってご参加ください。

正しい練習は名人を創り出す。そして、夢を叶える。シーハイル!山藤