皆さん今晩は。お元気ですか。11日(月曜日)に浦和のマイホームに戻りました。収入無し、仕事無し、当然マネーも無し。三密ではなく三無し状態しています。(笑い!)

本日のテーマに入ります。テーマは客観的評価。

4月下旬から5月連休にかけて、期間限定オンラインスキークリニックを開催しました。当初は定員10名の予定で始めしたが20名の生徒さんに受講頂きました。
クリニックは「どうやって滑るかではく、自分のターン運動がどうなっているか」を理解することを目的に始めました。

クリニックでは「ターン運動カルテ」も作成。
カルテでチェクした項目は次のとおり。
●ターン運動の質評価8項目
●基本姿勢8項目
●主要局面6項目
●終末局面3項目
●準備・切り換え・始動局面5項目
●ストックワーク5項目

評価は数値でおこない、コメントも付けました。評価者:山藤
5点 評価者の要求を特別大きく上回っている
4点 評価者の要求を大いに満たしている
3点 評価者の要求どおりにできている
2点 評価者の要求を下回っている
1点 評価者の要求を大きく下回っている
*評価は生理的なもの一切排除して技術のみに的を絞りました。
又、主観的評価ではなく客観的評価でおこないました。

私はバッジテストやスキー技術戦は評価基準が曖昧な主観的評価、それに対してフィギアスケートや器械体操などは採点基準が明確な客観的評価だと考えています。

又、スキーレッスンでの評価は主観的評価も必要だが、客観的評価の方が大切だと考えるようになってきました。

今日は数値化したデーターを解析。
具体的にはこんな感じ。
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生徒さん全員の数値を合計、平均値出しました。
この表を観ていると沢山のことが見えてきました。
3点が評価者の要求とおりにターン運動しています。全ての生徒さんのレベルをここに持っていくのが私の役目だと感じました。

全項目で3点以上の評価スキーヤーは5名。5名は今シーズン、ターン運動のカテゴリーがステップアップしました。
平均評価が3,225点と一番高いのがストックワーク、次が3,128点の終末局面、3番目が3,03点の主要局面でした。レッスン振り返ると、この三つはいつもメインで練習していました。
逆に平均値が低いのが、ターン運動の質評価と切り換えから始動局面でした。この二つの運動は教えることがとても難しいといつも感じています。来シーズンはこの辺りの運動も丁寧にレッスンしたいと考えています。
まだまだ様々な事柄が見えてきました。

オンラレッスン受講の生徒さんへは全体の平均値と個人の平均値、数値解析をテキストで明日から送信します。ご自分のターン運動を正確に正しく分析して上達につなげてください。
できれば次のようなグラフを自分で作ってください。グラフ化するとよりいっそう、ターン運動の長所や欠点が分かります。
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評価点で3点に届かない項目は何がなんでも矯正する気持ちを今から持ってください。矯正方法等は6月からこのブログで随時発信します。

練習は名人を作り出す。そして夢を叶える。シーハイル!

●蛇足 明日も暇なのでブログアップします。テーマは私の金儲けについてです。See you again !