皆さん今晩は。お元気ですか。私は未だにシーズンinしていません。かぐらスキー場オープンまでは我慢です。そして、今日も真面目に陸トレしました。

6月〜8月はウォーキング&ジョギング。

9月からはジョギングからランニング、そして、ランニング後にダッシュ10本程追加トレーニング。
ダッシュする目的は瞬発力をアップしたいからです。神経系トレーニング兼ねて、ダッシュにもスピード変化つけてやってます。
60歳半ばなって、ダッシュすると手と足が胴体からちぎれそうになります。又、公園等のジョギングコースでダッシュすると、回りから変人扱いされますが、気にしないでやってます。

オフシーズンの初期ではどのようなスポーツにも共通している、基礎体力を向上させるトレーニングから始めます。基礎体力とは主に有酸素能力、持久力と考えて下さい。又、障害がある場合はケアしながらトレーニングして下さい。
基礎体力がある程度出来上がったらそのスポーツの適した専門体力をトレーニングします。
専門体力のトレーニングは3つに分けて考えて下さい。
ゞ變蓮蔽拔據β筋)
▲┘優襯ー系(有酸素・無酸素)
神経(コントロール)

アルペンスキーの専門体力、例えばスラローム競技は陸上の110mハードルと共通点が多いと言われています。
モーグルも同じような110mハードルの同じような専門体力が必要です。
フリーライドでビックマウンテンを滑り降りる時は400mハードルを走り切る、専門体力が必要です。

アルペンスキーの専門体力は次の通り
‖筋
¬技請
神経(運動の量、方向、時間のコントロールのバランス保持能力)
※ 銑はもっと細分化できますが、私達はこれくらいの分類で知っておけば良いと思います。

オフシーズンの仕上げでは、この3つをトレーニングする事が大切です。
(最近、このブログで動画アップした、陸上でのプロペラターンは専門体力の3つを同時にトレーニングできます。又、基本技術も併せてトレーニングできる良い練習です。オンラインレッスンの受講生徒さんにも陸上プロペラターンまで練習するようにアドバイスしましたが、やってますか?)

そのような訳で、シーズンinに向けて9月からは毎日、基礎&専門体力のトレーニングしています。

皆さんのオフトレは如何ですか。基礎体力トレーニング、次に専門体力のトレーニング行いましたか?

今日のブログの本題に入ります。

スポーツは「心・技・体」ではありません。順番違います。「体・技・心」です。

いくら根性入れて滑っても生理的なもの(体力)低いと、入れた根性、実は低くいのです。自分では沢山根性出してるつもりでも、その根性を矢印で表すと小さな矢印になってしまいます。(生理的限界と心理的限界でネット等で調べて下さい)

このような現象を一般的に「気持ちの空回り」と呼んでいます。
又、基本技術が未熟なスキーヤーも難しい環境では「気持ちの空回り」が発生します。

例えば、急斜面の深く惚れたコブコース等で気合入れて滑り出しても2〜3ターン程でコースアウトして大転倒するスキーヤーの事です。

テククラ検定でいつも後1点足りないスキーヤーにも同じことが言えます。いつも、一生懸命気持ち入れて練習しても合格しないのは、基本技術&専門体力の両方、もしくは何方かに問題あります。

又、レッスン中に「頭では理解しているが、脚を動かしたくても動かない」と言い訳しているスキーヤーも同じです。一生懸命滑ろうとして、気持ち入れて滑っているのに、脚がイメージ通り動かない原因は基本技術(特に前後バランス)と専門体力が欠如しているからです。

但し、最後は気持ちも大切です。
滑走中にバランスを崩してリカバリーする時などは、「火事場の馬鹿力」のような筋肉運動も必要です。
しかし、「火事場の馬鹿力」出して滑るのは私達のような一般スキーヤーにはなかなかできない。
スタートからゴールまでバランス崩しても、「火事場の馬鹿力」出してリカバリーして滑れのは「体・技・心」がハイレベルにある、ワールドカップのトップレーサーだけです。

一般スキーヤーでは気持ちを入れても、空回りしないようにターン出来れば上出来だと思います。

私はハイスピードターンでバランスを崩した時、リカバリーできるかどうか直ぐに判断できます。リカバリーできないと判断した時は自分の方から転倒する運動を起こします。柔道の受け身のような感じです。そうすると怪我しません。
又、滑走中にこのままではバランス崩すことも判断できます。だから、バランス崩す前にリカバリーしてしまいます。普段はこちらのほうを使って滑ることが多い。
私がレッスン中に難しい環境をハイスピードで滑っても失敗することはほとんどないのは、バランス保持の専門体力と危機管理能力(神経系)が皆さんより少しだけアップしているからです。

専門体力と基本技術アップすると、どのような環境でも、冷静に判断して滑れるようになります。

ハイレベルのアルペンスキーは気持ちを入れても空回りせず、冷静な判断力に基づいたリカバリーの連続なのです。「良いバランス無しに良いターンはあり得ない」、「体・技・心」の意味が理解できたでしょうか。

環境が厳しくなる斜面でもエッジング運動できる専門体力を皆さんは持っていますか。

話が横道にそれてきたので元に戻します。

シーズンinに当たって自分のスキー(体・技・心)をもう一度、見つめ直して、冷静に判断して下さい。自分の事は自分でやるのです。自立しましょう。

もう一度言います。
一生懸命気持ち入れて滑っているのになかなか上達しない「気持ち空回り」スキーヤーに不足しているのは2つです。
●ベーシックな基本技術
●アルペンスキーの専門体力

オフシーズンにベーシックな基本技術のトレーニングをしたスキーヤーは沢山いることでしょう。しかし、専門体力トレーニングをしたスキーヤーは少ないと思う。

今からでも間に合います。基礎体力トレーニングから始めて下さい。シーズンinには間に合いませんが、シーズンアウトまでには何とかなります。そして、継続して下さい。来シーズンに繋がります。

上手くなりたいスキーヤーは次のことを守って下さい。
●スキー(滑ること)で運動不足を解消しない事、運動してからスキーしましょう。

牛乳を飲むひとより、配るひとの方が、普段から身体運動しているひとの方がターンでは気持ちが空回りする確率が低い!

次からの写真は先シーズンのレッスン中に撮影。どれも難しい環境を滑っています。いくら技術力が高くても、気合入れても、専門体力が劣るとバランス崩して転倒してしまいます。雪が教えてくれます。

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練習は名人を作り出す。そして夢を叶える。シーハイル!山藤

●蛇足 私は常日頃、カッコ良く滑れ!とアドバイスしています。次の現象は超カッコ悪い。
ニューモデルやインポート一点物のスキーウェアを身にまとい、高級なデモ・モデルのブーツと板を装着して、気持ち空回りターンしているスキーヤー。  このブログの読者には絶対いないと思いますが、、、、。
又、レッスン中、気持ち空回りターンしてくる生徒さんに、本気で怒鳴りつける私も超カッコ悪いと思っているが、こればかりは直せない。
空回りと(生徒さん)、空回り(私)が対決しているレッスンは世界標準のレッスンではないが、これもしょうがない。