皆さん今晩は。お元気ですか。シーズンinしたスキーヤーも沢山いると思います。初滑りは如何でしたか。カッコ良く滑れましたか。

私は、このブログでも又、レッスン中でも「カッコ良く滑れ!」と叱咤激励しています。

カッコ良い滑りとはどのような滑りか。

私のスキー仲間のSさんの話し。

Sさんはオーストリアのアールベルグスキークラブの会員です。そして、毎シーズン、アルペンスキーの聖地、オーストリア🇦🇹のサンクトアントンに滑りに行っています。
サンクトアントンのスキー教師の多くがSさんに言うそうです。
「日本人の滑りはカッコ悪い!なんて下手なんだ!」

皆さんが普段カッコ良いと思っている滑りは、スキー先進国ではカッコ悪いのです。(インタースキーではいつも評価が低い)

カッコ良い&悪いの判断基準は沢山ありますが、少しだけ教えます。
●ターン始動をローテーション&バインシュプールのどちらで行うか。エッジングモーションを胴体から始めるか、足裏から始めるか
●筋肉を徐々に緊張させながら腰を落とさずにフィニッシュしているかどうか。
●内向内傾、正対、外向外傾を繰り返しながら、ターンの構造通りにターンしているか
●脚を捻りながら外方向に押し出しているか
●サイドカーブだけに頼らず、フレックス&トーションも利用したエッジング

まだまだありますが今日はこれで終わり。

日本でコブ練習してズルドンやバンクターン自動化したスキーヤーの皆さん、海外のスキー場に出かけて自然コブにチャレンジして下さい。自分の滑りがどれ程「カッコ悪いか!」実感できます。(但し、日本人ばかりで滑らないこと、地元のスキーヤーと滑って下さい)

日本のスキー専門の旅行会社の社長にアドバイスしたことがあります。
「海外まで行ってデモに習うスキーツアーなど企画するな!イタリアに行ったらイタリアのトップデモ、フランスもオーストリアもスイスもアメリカもカナダも皆同じ。
貴方がやっているのは、何処の国に行こうが、いつも晩飯に寿司食べさせているのと同じ、海外スキーの意味がないと思う。」

社長の返答。
「ほんとうは、そのような企画したいのです。以前やりましたが、募集しても集まらない。ツアー催行できない。商売にならないのです。」

私はエンドユーザーにも問題あると思う。スキーにチャレンジする勇気が無い。

日本の基礎スキーはいまだ鎖国してます。文明開化していません。

写真は遠い昔に鎖国から抜け出した私の文明開化滑り
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「海外スキーなど絶対に行かない、国内でも緩中の整地された一枚バーンで低速でしか滑らない!」と決心しているスキーヤーは今のままでも大丈夫です。但し、カッコ悪い。
私はチャレンジしないスキーヤーが一番カッコ悪いと思う!

練習は名人を作り出す。そして夢を叶える。シーハイル!山藤

●蛇足 このブログを読んだスキーヤーの皆さん、今シーズン、自分にチャレンジする勇気が少しは湧いてきたでしょうか。但し、チャレンジするなら正しい方法でやって下さい。独学は駄目、自己流の始まりです。
先ずは、私のレッスンに申し込む勇気とマネーが必要です。マネー節約には早割りレッスン回数券をご利用下さい。詳細はホームページでご確認下さい。
そのような訳で、今日のブログは早割りレッスン回数券の宣伝でした。