皆さん今晩は。今日のブログは昨日アップしたレッスンレポートの続きです。

スキーでは種目を追いかけた練習してもスキルはアップしません。
では、何を練習するのか?
答え:バランス良く板に乗る練習

スキーが上手い=良いバランス

スキーバランスは人体の動きの三つの基本面、前頭面・矢状面・水平面に沿って練習します。
最初は前頭面を基準にバランス保持の練習です。このバランスが前後バランスです。

上手いスキーヤーは前後バランスが絶妙です。常にセンターポジションキープして滑ります。

センターポジションとは重心が支持基底面中心、真上に位置することです。
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センターポジションに加重していると板に乗りながら様々な運動がいとも簡単にできます。
センターポジションに乗る一番良い練習種目は、プロペラターンです。アルペンスキーヤーの必修種目です。プロペラターンは小学5年生〜中学1年生位までの出来るようになるのが理想。
歳とってからは身体能力が低下するのでマスターすることはできません。
身体能力劣る大人スキーヤーがセンターポジションに乗れるようにする練習種目はキックターンです。

横浜夫婦の練習成果。常にセンターポジションをキープできるようになりました。

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動画もご覧ください。

次は昨日のガーラでのレッスン。滑走中にセンターポジションキープできているか観察してください。
孫Kちゃん。足関節の使い方にもう一工夫です。背屈してください。
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シュンキ。合格。上手くなった。
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スキー技術に迷うオジサンN。エッジング運動の方向が違います。運動方向が違うと前後バランスが乱れます。
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動画もご覧ください。

センターポジションを勘違いしているスキーヤーが日本には多いと感じます。
練習は名人を作り出す。そして夢を叶える。シーハイル!山藤