きまらないフォーメーション

残暑厳しい毎日ですが皆さん、お元気ですか。

先日、屋根裏の荷物を整理していたら24年前の練習を記録したノートを見つけました。
そのノートには練習記録の他に、スキー技術について雑誌やスキー教程から自分が興味をもったことなどが書き込んでありました。
以下は私が24年前に書き込んだノートの内容です。(おそらく“オーストリアスキー教程 シュビンゲン”からの抜粋だと思います)

●アルペンスキーの比較的短い歴史と、スキー指導のさらに短い歴史のなかで、すでに多くの考え方が表現されている。もし、当時のすべり方や指導法、スキー用具、それに生徒の状況を考慮するなら、そうした考え方は現代でも立派に通用するだろう。だから、スキーの歴史を正しく知る者から見ると、現代において発見と呼ばれる多くのものは、しばしばただの再発見に過ぎない。

●すべるスピードが遅いと、スキーヤーのからだに作用する遠心力は小さい。そのため、スキーヤーは方向づけのときに、外スキーに多めに荷重しながらすらして雪面をとらえていく。この場合には、スピードが遅いいため、シュブンクの内側にバランスを保つ余裕を残しているが、外スキーだけで方向づけしていけるのは、一定の圧力に対してまでである。
すべるスピードが速いと、スキーヤーはバランスを保つためと雪面をとらえやすいので内スキーにも荷重する。そのため、シュブンク内側にからだ傾ける。

まだまだ沢山ありますが今日はこの辺で。

皆さん、スキー雑誌等の新しいと呼ばれているテクニックばかりに気をとられないで、たまには古いと呼ばれているスキーテクニック(理論)を思い出してください。
テクニックを新旧で区別することが間違いであることに気がつくでしょう。

写真はフォーメーショントレーニングの生徒さんです。他のスキーヤーに合わせることにより調整力を向上させることがねらいです。この日は2時間ほど様々なフォーメーションで練習しました。そして写真も100枚ほど撮りましたが公衆の面前にだせる写真は5枚ぐらいしかありませんでした。生徒さんの身勝手な滑りと指導力の未熟を痛感した一日でした。(山藤)

8月26日(土)、丸沼サマーゲレンデにて第2回テクニカルレッスン開催します。テーマは“ターンを仕上げる”です。どうぞふるってご参加下さい。